阿蘇ぐらし・熊本ぐらし  by 木のいえ設計室くわくわ

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2013年 04月 24日

コンポストトイレ

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食の自給やエネルギー自給に関心のある方達の中では、トイレの問題も
とても高い関心があると思います。

都会で暮らしていると、水を流せばどこかに吸い込まれて行く我が排泄物の
行く先を殆どの人は考えないでしょう。
田舎暮らしでも、汲取や浄化槽の最終的な処理がどのようにされているのか、
あまり知ることはありません。

し尿処理場近隣の川は塩素の匂いがするくらい、薬品での処理が施され、
焼却されたり、汚泥は肥料などにもなっています。

出来れば自分が出したものは自分で処理したい、と考えている方へ。

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トイレのことだけを考えると、最も簡易な方法はコンポストトイレ。
しかも、下で受けて堆肥として使用する。
この場合、尿と便を別に収納することで、匂いの問題は大分軽減されます。
写真は、日本ロケット・ストーブ普及協会の石岡さん宅の外用トイレ。
便器の下の容器に孔があけられ、そこから尿だけがおちています。
ほとんど匂いがありませんでした。

コンポストトイレを設置したけれど、尿を蒸発させるために電気を使うもの
は環境のことを考えると??という気がします。

初めから尿を別に収納できればよいわけです。
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スウェーデンのホームセンターでは、尿便が別に収納できる便器が普通に
販売されていました。
クラインガルテンなど、トイレのない家に簡易に設置できるためのものの
ようです。
日本でも購入することができます。
興味のある方はくわくわまでご連絡ください。

ただし、尿も便も畑などに利用できる人はよいのですが、再利用することは
ないけれど、なんとかしたい、と思う方のために。
バクテリアを使い、蒸散発散式の仕組みが有効です。

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これは、汲取式として申請が可能。下水のある所でも設置可能です。
ただし、使用する人数によっては蒸散のために土地が必要なので、その
あたりは検討が必要です。

合併浄化槽のように自治体からの補助がありません。ただ、10年前にこの
仕組みを導入した3人家族の方の家では全くメンテナンスがかからないそう
です。
汲取、清掃費用、環境負荷を考えるととても良い仕組みだと考えられます。

食べ物の向こうに何が見えるか?
トイレの先に何が見えるか?
私達の暮らしの先にあるものに、もう少し関心を持ちたい、と思いませんか?


自然素材の家づくりなら木のいえ設計室くわくわ
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by kuwakuwa39 | 2013-04-24 16:42 | 環境 | Comments(0)


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