阿蘇ぐらし・熊本ぐらし  by 木のいえ設計室くわくわ

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2014年 09月 24日

阿蘇に暮らして2年と8ヶ月

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外輪山西側に沈む夕日。

気候風土を大切に木のいえ設計室くわくわ




昨日、阿蘇が世界ジオパークに認定されたのを機に、ブログのタイトルを変えました。
住んでいるこの場所が、もっともっと多くの方に知っていただきたいから。


2012年1月、冬まっただ中に引っ越しをした阿蘇の町。
とりあえず借りた小さな家は、水道管は凍りつき、直しても直しても破裂しました。
水道の元栓を閉めて、室内の水道をあけて寝れば大丈夫、と教えてもらったのですが
時すでに遅く、その頃は気温も上がり始めていました。

家の中の水道をぽたぽた落として寝た夜、逆つららが出来ていたのにびっくり。
1晩外泊して戻った時、家の中からじゃーああああというすごい音にびっくり。(破裂してました。)
車に置きっぱなしだった濡れたタオルは凍ってしまい、パキン、と折れそうな状態にびっくり。

埼玉から南にやってきたつもりの私は、まずその寒さに愕然としました。
もっとも、阿蘇は山の上。標高も我が家で500mあるのですから、寒いのは当たり前のこと
ですね。

私が現地の方に一番多くお尋ねしたしたことは?

 雪はどれくらい降りますか?積もりますか?    でした。

昔は膝くらいまでは積もったけれど、最近は減ったなあ、という答えでした。
今年の3月、4月、東京でも大雪になったころ、さすがに高森町も町中で50センチくらい積もりました。
マイナス10度にもなる高森町ですから、凍結が怖いのですが、雪が積もって動けなかった経験はその時1回だけでした。

もちろん、スタッドレスタイヤは必須ですが。
ノーマルタイヤで動いている車が幹線道路でひっくり返っている光景をみるにつけ、阿蘇で暮らす
には必需品と分かります。

それほどに寒い阿蘇で建てられる家にも関わらず、この地域の家は冬向けに作られていないと感じます。
安普請の借家はもちろんですが、一般の住宅も、今までの常識の範囲の断熱しかされていません。
国土交通省発行の日本の省エネ基準の指標とする地域分けでも、阿蘇地域は東京と同じⅣ地域。
おかしいです、絶対に。

そもそも、寒いことに「我慢」で対応してきた日本中の人たちにとって、家全体が暖かい北欧のような
家を建てるということは贅沢のように思われてきたのかもしれません。
半纏を着て、こたつに入って、廊下に出ればぶるっと震える。そういう暮らしが当たり前?
高齢者の脱衣室、浴室での死亡が多いのも、日本ならではかもしれません。

家を建てる時のコストが少し追加になりますが、その後の長い冬を快適に暮らせることが分かって
いるのであれば。
私は、阿蘇だからこそ、太陽熱のエネルギーの恩恵を取り入れるシステムがとても有効だと考え
ています。

薪ストーブの炎のゆらぎを楽しみに暮らす方が多いのも、阿蘇地域の特徴かもしれません。
そのエネルギーの効率を良くするためにも、このシステムはとっても良い!

昨晩、肌寒い南阿蘇のお宅ではこのシステムのおかげで、室温25度でした。
我が家は15度程度。すでに寒いです。

曇り空の一日を過ごした夜で、のこの室温は(薪ストーブはまだ点火されず)、素晴らしいと
思いませんか?
蓄熱することで、エネルギーを保管することができるわけです。

もし、阿蘇で家作りを考えておらるなら、くわくわにご相談くださいね。
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by kuwakuwa39 | 2014-09-24 23:02 | 快適にくらす | Comments(0)


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