阿蘇ぐらし・熊本ぐらし  by 木のいえ設計室くわくわ

kuwakuwa39.exblog.jp
ブログトップ
2016年 08月 25日

公共的バリアフリーということ 

a0107578_22100380.jpg
             ストックホルムのバス 少し段差がある。(8年前)

先日、熊本のバリアフリー研究会に参加してきた。

熊本市の市電をバリアフリー化する活動を始めた歴史ある団体。
移住者の私は、詳しいことを知らなかったけれど、障碍を持つ人もそうでは
ない人も等しく、便利で快適な暮らしをすることを目指して、活動をされて
きたのだと思う。

日本中のバスは、ノンステップになっている。
でも、実際はうまく運用されているか?と言えば、それは違う、と言わざるを
えない。
なぜなら、車道より少し高い歩道にあわせてバスを横付けすれば確かにノン
ステップになる機能をバスは持っているが、運転手の技量、もしくは意識次第
で、必ずステップバスになってしまう。
横付けすればノンステップ、下手をすれば車道に降りて、また歩道に上がる
ステップバスになってしまう。

a0107578_22113618.jpg
以前訪れたストックホルムでは、バスは必ずノンステップに停まる。
歩道も車椅子が通りやすいように、ゆるやかなスロープだった。
これならば、乳母車も通りやすい、バスにも乗りやすい。
高齢者も歩きやすい。自転車も。

ハードがバリアフリーをうたっていても、先日起こった視覚障碍を持つ方の
地下鉄での事故と同じで、それを実際にその方の立場で運用できるかどうか
にかかっている。

狭いプラットホーム、考えもなしに、柱をよけることなく敷かれた床のタイル。

すべてはイマジネーションを持つことができるか?
明日は私が同じ立場かもしれない、という。




安心して暮らす家木のいえ設計室くわくわ
[PR]

by kuwakuwa39 | 2016-08-25 22:13 | 快適にくらす | Comments(0)


<< 住宅のバリアフリーとは      熊本地震を経験して、家づくりを考える >>