阿蘇ぐらし・熊本ぐらし  by 木のいえ設計室くわくわ

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2014年 10月 11日

阿蘇ぐらしの訳ーその2

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高森峠からの夕焼け

自然素材の家づくり木のいえ設計室くわくわ


阿蘇はご存知のように活火山です。
中岳からはもくもくと、噴煙があがっています。

おかげで、北に南に西に東に沢山の温泉があります。

南阿蘇村で、特に人気のある温泉に地獄温泉があります。
掛け流し、硫黄成分、本物の掛け流しの温泉です。

もっとも身体によい、とされているのが露天のすずめの湯。
通常は混浴なのでもっぱら男性が占領していますが、夜の8時半から9時半の1時間は
女性専用タイムです。

地獄温泉には昔ながらの湯治場、旅館もあります。
http://jigoku-onsen.co.jp/onsen/

温泉は、身体の血流をよくし代謝を促すことで、体内の毒素を排出する手助けをして
くれるということです。

東京で働く娘が熊本にくると、必ず一緒に行くのはこの温泉です。

高森町には露天の景色が最高の月廻り温泉。
町直営の高森温泉館があります。

南阿蘇村には、瑠璃温泉、ウィナス、四季の森温泉、木の香湯等々、ほとんどが
入浴料金300円で1日、楽しむことができます。

温泉は阿蘇ぐらしの決断の理由ではなかったのですが、結果としてうれしい環境です。

熊本に来てくれる友人たちを連れて行くのが楽しみなのです。
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by kuwakuwa39 | 2014-10-11 23:21 | 健康に暮らす | Comments(0)
2014年 10月 07日

阿蘇ぐらしの訳ーその1

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南阿蘇村 水源 明神池

健康に暮らす家木のいえ設計室くわくわ





埼玉の所沢からなぜ阿蘇に暮らすことになったの?

初めてお会いする方には必ず聞かれます。


もともと、都会を離れたい、という気持ちで関東近県を物色していた私。
まさか、はるか熊本までやってくるとは??
実は、私自身も驚いています。未だに。


「天然住宅」立ち上げのスタッフとして働いていた時の友人家族が阿蘇に暮らしていることを
知って、2011年の夏に会いにきたのが初めでした。
同じ年の12月、所沢から車で、西日本を巡る旅に出ました。

長野、京都、神戸、山口、福岡、長崎、そして熊本へ。

阿蘇の麓で農業を営んでいるポッコワパ農場を尋ねた時、この土地のエネルギーに感動しました。
火山の持つ、激しいエネルギーなのか?
草原の広がる山々の空気なのか?

ここで生きて行きたい、そんな風に思ったものです。

そして、もうひとつ大きな理由の一つ。

豊かな湧水です。

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私の住む高森町には湧水トンネル公園という、とんでもない名前の公園があります。
高森から高千穂へ抜けるトンネルを掘っていた時に、大きな水脈をあててしまって、トンネル工事を
断念した、という曰く付きの公園です。

毎分32トンの湧水量とのこと。
水脈を破壊したことで、上の地域の水が枯れ、田ができなくなってしまった、というほどの量です。

(アルプスの下を通るリニア新幹線、すでに水がなくなった地域があるとききます。さらに工事を進めて行く中、同じことが起きないか、とても気になっています。)

この湧水は、トンネルの上に水道管がいくつも並んでいて、蛇口から湧き水を汲むことができるのです。

写真は、いわゆる地から涌き上がる湧水池のひとつ、明神池です。
ぽこぽこと水草を揺らして涌き上がる水。
自然の豊さを毎日感じ、受けている、と感じながら生きています。


南阿蘇、高森町には各地に水源池がありますが、すべてが美味しい、きれい、ということでもないみたい。

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それでも、おそらく日本でも有数の美味しい水が飲める場所です。
ありがたい所なのです。
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by kuwakuwa39 | 2014-10-07 23:47 | 健康に暮らす | Comments(0)
2014年 10月 04日

どんな所でくらしましょうか?ー南阿蘇

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気候風土を大切に木のいえ設計室くわくわ




熊本に来て、すぐに住み始めたのは小さな貸家でした。
不動産を通さず、地元の方からの情報でした。


住み始めて3ヶ月、すぐそばに「売り地」、という看板があって、古い家が建っていました。
そこに住むことを決めたので、それ以降住む場所を探す必要はなくなりました。


友人が阿蘇に暮らしたいという話をきいて、高森町や南阿蘇村のアパートの金額を
調べてみました。


2LDKで58000円。これは、高森町の駅から歩いて5分程度の所にある、二階建て
のアパート。駐車場2台つき。
面積は東京よりは広いものの、金額をきいてびっくりしました。
思ったよりも高額だと感じました。


東海大学近くにある1kなどは35000円から40000円くらいでもありますが、学生が
借りるためのアパートのようで、高森町や南阿蘇村には単身者用のものはあまり
ありません。


他に、別荘地に建つ別荘を借りる方法もあります。
不動産からの情報よりも、こちらも地元の方の紹介で、という場合もあります。
先日、外観を見せて頂いたお宅、50000円。2LDK、浴室、トイレ水洗の一軒家。
ただし、日当り悪し。

阿蘇の別荘地は杉の森の中に建っていることが多く、日当りの悪さや湿気、カビ
など、ちょっと困った場所もあるかもしれません。


20000円くらいで安い家を探したい、という方もいるのですが、今、高森、南阿蘇
ではその価格では見つけにくいようです。
(移住者が増えたことで、貸し手市場の阿蘇。)


それから、古い家は、時にお風呂が使えなかったり、寒かったり、小さな子どもがいる
家族にはつらい場合もあります。


私も、こちらに来て知った阿蘇住宅事情です。


もし、土地の購入などを考えていたとしても、とりあえずは借りて住んでみる。
地元の方とつながちを持つ。
最適な場所とのご縁を待つ。


焦りは禁物、ということですね。
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by kuwakuwa39 | 2014-10-04 22:50 | 快適にくらす | Comments(0)
2014年 10月 02日

古民家、古家、借りる?買う?

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高森町にある古民家を改修したカフェ「里の駅たにやま」

古民家改修、古家診断いたします。木のいえ設計室くわくわ




日本には、築100年を越える昔ながらの美しい建物が残っています。
欧米では、大切にリノベーションを施して、躯体はそのままに、修理をし、インテリアを
変えることで、自分らしい住宅として生まれ変わらせる、というのが普通に行われてき
ました。


だから、ヨーロッパに行くと木造も石造りも築200〜300年などという住宅が、今も現役で
その美しい景観を保っています。


地震が多い日本では、木造の庶民の住宅は現存しにくかったのかもしれません。

豪農、地主、商家、武家屋敷、神社、仏閣。
特別な力を持つ人々の家だけが、今も残っているのかもしれません。
それは、使われている材料がまったく違っているからです。
大黒柱、土台、基礎(コンクリートではなく)。
当時でも力がある者だけが許される立派な材料が使われています。


木や漆喰で覆われた外壁も、軒を出すことで守り、時がくれば交換、補修することで
長い時間を越えてきました。


阿蘇にもいくつかのいわゆる古民家が残っています。
でも、残念なことにその多くは傾き、腐り、崩壊を待っているようなものも見られます。
全国に広がった大手ハウスメーカーの家が文化的で快適、という考え方が残念なこ
とに主流のようにも思えます。


高森の知人は、そういう家を改修し、立派なカフェに作り替えて営業をしています。
移住者の多くがお世話になったゲストハウスも、いわゆる古民家、というよりは古い家
古家(ふるや)ですが、オーナーさんのセンスでとてもすてきな空間になっています。


また友人の一人は立派な古民家を家族で少しずつ手をいれ、家族と訪問者が快適
に暮らせるように、修理、改修を手がけています。
お邪魔するたびに新しいトライをみせていただけるのが楽しみです。
囲炉裏も、キッチンストーブも手作り。
トイレだってお父さんの手作りです。


311以降の移住者たちは、色々な住まい方をしています。


古家を借りて暮らしている方。
土地を買い、新築して暮らしている方。
現在建築中の方。
その多くが、自ら工事に参加、施工を頑張っています。
アパートで暮らしている方も。


昔の日本人は、農業をしながら、大工も左官も茅葺きも自分たちが仲間と
行っていました。
阿蘇ではまさしく、そういう状況が繰り広げられているのかもしれません。

古民家、古家を購入するか、借りるか、それによって気をつけるべき所は変わってきます。

崖崩れの可能性はないか?
築何年くらいなのか?
シロアリの食害はどれくらいか?
構造の状態はどうなの?
屋根、雨漏りはないか?


価格だけでつい判断してしまいそうですが、最低限、それくらいはチェックしてください。
売値が安くても補修、修理に以外とお金がかかることもあります。

借りる場合は、そのままの状態で暮らせる家なのか?

とくに、水回りはきちんとしたチェックが必要です。
冬期の凍結は死活問題です。


私が初めて借りた家は水道管の修理にお金がかかる、と言われ、一時的に暮らす家に
出費したくなかったので、湧水から水を汲んで、暮らしていました。(阿蘇ならでは)
給湯器もついていなくて、自分でつけてください、と言われていましたが、それも
やめました。
お風呂は温泉がなんせ300円で入れます。
プロパンの高い地域なので一人暮らしは温泉の方が安い。


キッチンで料理が思うように出来なかったので、食堂やカフェに1日1回でかけ
ていたおかげで、地元のお知り合いも増えました。

現在の私は、売り地についていた古家を自分で改修して暮らしています。
いまだ工事途中のままです。

内部はなんとか暮らせるようになっていますが、外部は手つかず。
玄関、なんとかしなくては、と思いながらすでに2年が経って・・・。

また冬がやってきてしまいます。
ああ、まにあうか!!
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by kuwakuwa39 | 2014-10-02 13:21 | 快適にくらす | Comments(0)