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阿蘇ぐらし・熊本ぐらし  by 木のいえ設計室くわくわ

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2009年 02月 13日

断熱改修、断熱リフォーム

エネルギー削減の家づくり
木のいえ設計室くわくわ

最近、断熱リフォーム、断熱改修ということばを良くきく
ようになりました。

温暖化対策のひとつとして、国としてもようやく取り組みを
始めました。

つい先日も、NEDOの補助を受けるべく、手続きをいたしました。
これは残念ながら単年度の予算(2008年度の二次補正予算が
可決された結果の第3次募集でした。)

この補助の申請が通れば、工事金額の1/3が出るため、工事を
行う方にはありがたい制度です。
もちろん、工事後これまでよりもエネルギーの削減になるばかり
でなく、暖かくくらすことが出来るようになります。

既存の住宅のエネルギー削減のためには色々な方法があります。

窓(ガラスからの熱損失はかなりの大きさを占めています。)の
改修。(二重窓、ペアガラスに交換など)
(この改修については、来年度5月以降申請が出来ます。)
詳しいことはくわくわ にお問合せください。)

壁内のまたは外壁側の断熱強化。(もちろん床、天井も)

ガス器具や家電製品の省エネタイプへの交換。
(これも、補助は出るようです。)

ただ、温暖化対策という名の元にオール電化や◯◯キュートなど
電気を使うとCO2が減る、という考え方に私は賛成していません。

原子力発電はCO2を出さないといいますが、可動した後の処理、
危険性、廃棄物の処理のためにどれくらいの年月、費用がかかる
でしょう?そこにはもちろんエネルギーの負荷もあります。

実際にこれまでも、様々な機械のトラブル、事故、労働者の安全性
など言われ続けながら、電力会社の思惑のまま原発は減るどころか
計画も増える傾向にあると言います。

この小さな日本に50基以上の原発が建っていることが信じられな
いことだと思っています。

なので、オール電化にすることよりも、誰にも降り注ぐ太陽や、
地球のサイクルを壊さないエネルギーの利用を考えたいと思っている
わけです。

# by kuwakuwa39 | 2009-02-13 13:21 | 建築
2009年 02月 11日

いのちの作法

いのちの作法_a0107578_12582738.jpg


健康に生きる家づくり
木のいえ設計室くわくわ

昨日、自主上映会に参加しました。

東北の一山村が人のいのちやつながりをなによりも大切なものとして位置付け、老人医療の無料化を決め、また乳児の死亡率ゼロを達成した。

戦争の体験を通して生きることの大きさを知った村の人々が自分たちが生きる場の基本的なベースを会議で宣言した。

貢献した村長だけではなく、意志を継いだ後々の村長、若者たち、医師、住民たちが今も人の温かさを伝え続けている。

障害を持つ人も高齢者も養護施設で暮らす子供達も村全体が支えている様子が映し出されている。

なにもないところだけれど、ゆっくりしてください。

子供達を迎える村の人の言葉には深い優しさがありました。
おすすめのドキュメンタリーです。


いのちの作法

以下は、ホームページより制作委員会制作総指揮の武重邦夫さんの言葉です。

製作に当たり
生命を粗末にする、粗末にされる時代がやってきた。

またかという気持ちだ。
私が幼いころ、青年たちが一銭5厘で外地に駆り出され戦死し、
女子供や老人が空襲で焼け死に、300万人の犠牲者を出して
日本国は滅びた。

終戦後、私たちは灰燼の中から立ち上がり、猛烈な勢いで経済
復興に従事してきた。

戦争を否定し、貧困を憎み、経済立国の実現に心豊かな日本国
を夢見たのである。
そして21世紀、今、私たちは世界有数の経済大国を成し遂げ
ながら戸惑っている。

老いも若きも将来への不安に脅え、心豊かではない。
幸せではないのだ。

一体、この国で何が起きたのか? 
どこで道を踏み違えてしまったのだろうか?

戦後60年、私たちは経済を至上とし、効率と合理性に価値を
求め過ぎたのではないか。世界一のスピードで走り、その早さ
の中で過去の時間を忘れ去り、優しさや弱者への思いやり、人間
としての心のあり方を忘れてきたのでは無かろうか。

私たちは、もう一度勇気を持って踏みとどまり、そうしたものを
発見し次代に手渡さねばならない。私たち、時代を生きてきた者
の義務ではないだろうか。

今、私たちは日本で最も未来的な西和賀町の様相を映画化しよう
としている。

西和賀町は沢内村と湯田村が合併して誕生した小さな町だが、
「生命尊重の理念」を町是に掲げた、日本では希有の品格と哲学
を持った町である。

私たちの仕事は、この町をしっかり見ること、人々に学ぶことだ。
そして、出来上がった映画を、日本中の人達に見て貰うことだと
思っている。

記録映画「沢内・いのちの作法」制作推進委員会
製作総指揮・ 武重邦夫

# by kuwakuwa39 | 2009-02-11 08:49 | 明るい未来
2009年 02月 05日

コミュニティカフェ カフェスロー

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自然素材の家づくり
木のいえ設計室くわくわ

昨日、国分寺にあるカフェスロー さんのオーナー吉岡淳さんの
講演会があり参加してきました。

吉岡さんは長い間NGOで働いている内に、地元とのつながりの大切さに
気付いたといいます。

2000年に開店したカフェスローは、ナマケモノ倶楽部やフェアトレードの
関係者との連携しながら、府中と国分寺の境にできたカフェです。

今はもう少し国分寺の駅に近くなり、昼間は赤ちゃん連れのおかあさんや
高齢の方(和食がメインなので)の利用も増えているということです。

ライブや暗闇カフェ、ワークショップなどイベントも盛り沢山です。

カフェをやるなら、コンセプトをつくり、そこからずれない、ぶれないことが
継続する一番大切な要素だと吉岡さんは語っています。

利益を生むよりも、継続することを目的にしながら、でも働く人達にはきちんと
した対応をする。そのために収入などもすべてオープンにして、スタッフとの
つながりも大切にしているそうです。

地域通貨の利用が出来るこのお店では、飲食の20%が地域通貨で支払いが
できます。
地域通貨=もうひとつの通貨、利子を生まない通貨として今あらためて注目
されていますが、積極的にこういう仕組みもとりいれているカフェスロー。

さすがだと思います。

フェアトレードの商品は、どれも物語を語ることが出来るものを置いていて
店内のコーヒーはとてもおいしいですよ。

おとなりにあるアチパンさんのパンもとてもおいしいです。

都心から少し遠いかもしれませんが、是非訪ねてみて下さい。

# by kuwakuwa39 | 2009-02-05 12:35 | 健康に暮らす
2009年 02月 04日

我が家の天使2

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最近、寒さを理由にお散歩をさぼっていたらお腹のあたりがむくむくになってしまいました。

毛の艶はつやつやなのですが。

靴下が大好きでどこかに持って行ってしまうので、私達家族の洗濯は行方不明の靴下探しから始まります。

パソコンに向かっている時には膝の上、こたつにいる時も膝の上。

まるで猫みたいなのです。

# by kuwakuwa39 | 2009-02-04 01:29
2009年 02月 03日

家電リサイクルの真実

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建てる時、解体時にも安心な自然素材の家
木のいえ設計室くわくわ

最近手に入れた本に掲載されていた中国の写真です。

様々な物質を取り出すために、数限りなく日本から廃家電品が輸入されます。

写真は女性たちが使用可能な電線をより分けている所。終わった電線は焼却するか
(ダイオキシンが発生します。)山積みで放置されます。

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金を取り出すために硝酸と塩酸の液体を使いますが最後は、処理されることなく川に放流している、と現地の土壌調査にはいったNGOスタッフが報告していました。

新しいバージョンに買い換えた後の廃棄パソコンも、これから大量にでるであろう地デジ非対応のテレビも、害を知らずに作業する人々の健康を間違いなく蝕んでいることを、私たちは知っていなければいけないと思いました。

それを食い止めるには、生産販売している企業の責任でもあるはずなのですが・・・。

# by kuwakuwa39 | 2009-02-03 00:06 | 環境