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阿蘇ぐらし・熊本ぐらし  by 木のいえ設計室くわくわ

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2010年 12月 10日

土地を観る?!

ナチュラルライフは木の家で!
木のいえ設計室くわくわ

土地を観る?!_a0107578_2152447.jpg

昔から、神社やお寺が建つ土地は、地盤などの物理的なことも
含めて、良い土地である、と言われて来ました。

それは、土地自体が、気の流れが良い、磁場に乱れがない、パワーに
溢れているなどの理由によるものです。

こういう土地を、イヤシロチ、という言い方をします。
反対に、磁場のよくない土地のことをケカレチと言います。

イヤシロチ
いかにも、その土地にいると心も身体も癒されそうな気がしてきませんか?

家を建てる時、昔の人々の知恵には、必ず土地を観る。
という段階がありました。
昔から洪水が起きる土地や、土砂崩れが起こるような土地には、絶対に
家を建てませんでした。
今は、山を崩し、土を盛ったり、削ったり。土地の持つ磁場をぼろぼろに
しながら、家を建ててしまいます。当然のように、大雨が降れば土砂崩れ
になり、家は崩壊します。

よく、水脈を発見する道具にダウジングという方法を使います。
これは、井戸掘りを本業にしている人ですら時に利用します。
パーマカルチャー塾の中でも、簡単なダウジングをして、水のある場所
で確実に反応する経験をしました。
この原理は分かりませんが。
金属のハンガーを直角に曲げて、片方を手に持ち、歩きます。
水の流れがある上を通ると、どういう訳か、金属の棒がひとりでに
ぶわーっと広がるのです!!
実際にやってみないとわからないでしょうが、本当です。

こんな簡単な方法でも、水の流れがある場所が土地の中にあるかどうか
を知ることができ、出来るだけその場所には家を建てない、などの選択
をします。

磁場計測をして、乱れの大きい土地には埋炭をして、調整します。
埋めた所を中心に、8mにその影響がある、と言われています。

土地を観る?!_a0107578_2153020.jpg

埋炭といっても、炭そのものを埋めるのではなく、備長炭などの高温で焼成
された炭の微粉を一つの場所に300kgも埋めるのです。
土地を観る?!_a0107578_21531874.jpg

穴は、正確に1mの深さの直径1mの円柱形に掘ります。
土地を観る?!_a0107578_21533059.jpg

袋から粉を出して撒きます。
土地を観る?!_a0107578_21534399.jpg

まんべんなく、水を撒きながら、炭の粉を踏み固めていきます。
土地を観る?!_a0107578_21535559.jpg

300kgの粉をつき固めたら、穴を埋め戻します。

すぐに効果を期待してはいけません。
一度見出した土地の磁場は大体半年ほどの時間をかけて、調整され
イヤシロチに近い状態になります。

写真の行程は、くわくわのお客様が、ご家族で施工した時の記録です。
残念ながら、計器での計測をしていませんでした。
ただ、お住まいのご家族、訪れるお客様、みんな、この家にいると
気持ちが良くなって、長居、居眠りしたくなるようです。

これは、あやしげな宗教がらみの話しではなく、昔からの言い伝え
だけでもなく、現代の機器を使っても計測値で判断が出来る類いの
ことです。ご心配なく。

バウビオロギーの指針の中にも、土地の磁場調査があります。
網の目に土地をくぎり、各点で計測します。
よくない値がでた場所に寝室をおかない、などの配慮をします。
これは、家づくりをする基本として取り入れられています。
見習いたいですね。

来年の見学会では、土地を観る、というテーマでも企画しています。
今度は計測してみたいですね。

by kuwakuwa39 | 2010-12-10 22:17 | 健康に暮らす


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