阿蘇ぐらし・熊本ぐらし  by 木のいえ設計室くわくわ

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2013年 06月 16日

地震のおはなし



熊本に移ってから早いもので、1年半が過ぎようとしています。

阿蘇の気候、熊本市の気候など、1年の経験を経て見えてきたこともあります。
屋根、壁、床など、特に阿蘇の場合にはマイナス10℃にもなる。
熊本市地域では夏35℃を越すのですから、断熱には真剣に取り組まなくてはなりません。

そして、なにより驚いたのは、熊本県の防災マニュアルにあった地震についての予想でした。
「みんなで防災!ガイドブック」熊本県発行(県庁や自治体の役場などで入手してください。
県庁危機管理防災課がとりまとめています。

熊本は地震が少ない所だから、となんとなく聞いていました。
熊本県民の地震に対する防災意識が低い、と県の方も言っていました。
学校の先生も、地震?大丈夫大丈夫、という感じだとか。

南海トラフでの最大規模M9程度の地震が発生した場合の震度予想は、とても大きなものでした。
私が住んでいる高森町では震度6弱、熊本市では震度5強、というもの。

南海トラフは、太平洋側の地震、という感覚でいたので驚いてしまったわけです。
もちろん、日本は小さな島国ですから、大きなプレートが動くということは島全体が動く、
ということ。

家を設計することの役割の大きさを改めて知らされた想いでした。

神戸の大震災の際、多くの方が亡くなられた原因が、家具の転倒による圧死、餓死、
焼死という報告を聞いた時に、出来る事をまずやるべき、とことあるごとにお話をしてきました。
写真を見て、もし家具が倒れなければ助かったかもしれない命を思いました。

他人事ではないのです。

東京では耐震診断、耐震リフォームを推奨して、補助金も出していますが、なかなか施工数は
増えない現状は、どこかで自分は大丈夫、という気持ちでいる人が多いからなのでは、と思います。
また、実際に見積もりをとってみたら、高額なので、耐震にお金をかけるよりはキッチンを充実させたい、と考える方も多いかもしれません。

でもでも、どうぞもう一度よく考えてみて下さい。
せめて、寝室の補強くらいにはお金をかけてください。
都会の場合は、火事での被害も大きくなると予想されています。
その時、逃げることが出来るかどうか。それは、ご自身がまず自由に動く事ができることです。

熊本市では
耐震診断の補助
や、固定資産税の減額などを実施しているようです。

他の自治体については、各行政窓口に問合せてみてください。

まずは、家具の固定を!!
そして、家族同士の心構えの相談を!!
水や食糧のストックを!!
本気で実行していただきたい。


安心の家づくりなら木のいえ設計室くわくわ
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by kuwakuwa39 | 2013-06-16 17:51 | 建築 | Comments(0)


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