阿蘇ぐらし・熊本ぐらし  by 木のいえ設計室くわくわ

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2016年 05月 11日

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

これまで、他人事と思っていた。
大の大人の自分がそんなことになる、とは思わなかった。

ただ、311地震を東京晴海で経験した私は、津波がくるかもしれないという恐怖と
闘いながら、震える手でハンドルを握り、必死になって海を離れた記憶を、あの地震
でフラッシュバックしてしまった。

しばらくは、動き回ることで紛らしていた気持ちが、少しずつ日常に戻る生活時間の
中で、徐々に頭をもたげてきた。

頭では分かっているので、どうしても出来ないことがある。
そのことを考えただけで、頭痛がし、吐き気、腹痛、動悸がしてしまう。
大人としての責任を考えれば、到底考えられないようなことだ。

でも、本人にとってはどうしようもない。

311後、東京での打ち合わせも池袋より南には行けないとお断りしてきた。
5年が経ち、ようやく東京にでかけることもできるようになった。
実際、熊本地震の後、東京でのお仕事のために滞在した時には、あれほど
おそろしいと思っていた東京にいて、ホッとしたくらいだった。

受診した心療内科医は、この地震後、受診者数が増えたという。
おそらく、これから子どもたちにもおとなにも症状が出てくると思う。
東日本では、数年経ったころから現在に至るまで、不登校のこどもたちが
増える、事故が増えるなど、地震がもたらしたと思われる後遺症が続いて
いるという。

こどもたちには、語彙が少ないために現れるのは、夜泣きや腹痛や乱暴に
なる、など、今までとは違う状態になることがあるかもしれない。
避難所や車中泊でのストレスがそろそろ顕著にでてくるころでもある。

仮設住宅から復興住宅に移り住むころには、鬱状態になる方も増える。

倒れた家はなんとかなるかもしれないけれど、人の心は壊れると立て直す
のに、とても時間がかかる。

今頑張っている方に伝えたいこと。
無理をしないでください。

気を張っている間はなんとか動けている方も、それは日常ではない動き方
だから。

http://health.goo.ne.jp/column/zoom/3/0082.html
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by kuwakuwa39 | 2016-05-11 23:50 | 熊本地震 | Comments(0)


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