阿蘇ぐらし・熊本ぐらし  by 木のいえ設計室くわくわ

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2009年 01月 09日

シックハウス #2

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シックハウスにならない家づくり
木のいえ設計室くわくわ

先日、リフォームをご希望のお客様と新しく入居するかもしれない、というマンションを見て来ました。
立派なエントランス、セキュリティの行き届いた高級なランクのマンションで、
期待しながら、お部屋のドアを開けました。

実は、このお客様は化学物質過敏症(CS)の患者さんです。
奥様だけが、敏感に反応されるので、ご主人や娘さん達はお母様の状態が
理解出来ないでいます。

ドアを開いて、私の鼻に入ってきた空気は・・・。アウトでした。
以前のような、目を直撃するような鋭いものではなく、あまーい空気なので
いきなり具合が悪くはなりません。

しばらく、ご夫妻と部屋の中を見せて頂き、試しに床に座ってお話をしてみました。

奥様にとって、このマンションは20数軒目の候補物件。
この部屋ならばなんとかなるかもしれない、ということで私にお声がかかりました。

しばらく、床の上でお話をしている内に、床から発する匂いが気になり始めました。
マンションの床は、防音上の問題をクリアするために、合板のベニヤの下にクッション
材(ゴムやクッション材)が張ってあり、それを接着材でとめています。

ドアを閉めて、駅に向う道、ああ、ここもダメです。と話された彼女は悲痛な
面持ちでした。
実は、私もCSの一人です。この日、頭から、肩にかけて、重い感じがありました。

結局、そのマンションを借りることは諦め、さらに探すことを続けることにした、とお電話がありました。

私が住む事務所兼自宅は、借家ですが、自分で自由にリフォームすることが出来たので、自然素材の空間で暮しています。
遊びに出かける友人宅やお店も、そういう場所を選んでいるのか、心地良い場所ばかり。
なので、今回のようなマンションは久しぶりでした。

法律が改正されたといっても、それはホルムアルデヒドとクロルピリホスという化学物質の規制だけ。
このまま、国の無策が続けば、日本人全体が化学物質過敏症の患者だらけになってしまうかもしれません。

普通だと思っている、ビニールクロスや合板の床材など、実は企業が効率、経済性を優先させるために作り出した、工業製品です。
自分の家族の健康を守る為に、あらためて、住空間の見直しをしてみてはいかがでしょうか?

木のいえ設計室くわくわ
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by kuwakuwa39 | 2009-01-09 22:44 | シックハウス | Comments(2)
Commented by Taguchi at 2008-06-08 22:28 x
こんにちわ!今日はある平屋の一戸建てをたまたま見学しました。アメリカンハウスのリフォームしたてのお家。ところが・・・ワクワクして中に入ったとたん、私の目には刺激がありました。私は敏感な方ではないのですが、目が痛くてすぐに外へ出てしまいました。心地よいお家に慣れているので敏感になったのかな。
Commented by kuwakuwa39 at 2008-06-23 00:53
Taguchiさんへ
いつもありがとうございます。
そう、普段化学物質の少ない所に暮していると特に敏感になります。それは、そこにいてはいけないよ、と身体が教えてくれている証拠。健康でいるための秘訣です。
せっかくリフォームするなら、安全な素材でしてほしいなあ。


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